新築時に失敗しない窓選びとその配置とは…


間取りづくりの際、窓の配置は施主ができるだけ自分自身で決める…

このことをお勧めします。

なぜかというと、新築平面図だけで窓配置を見ても、窓の設置される高さや方向、そしてサイズがわかりにくいからです。

例えば、ルーバー窓や上げ下げ窓は、平面図ではまったく同じに見えてしまいます。

でも、ルーバー窓は外側から家の中が見えにくい…

そんな特徴があります。

そんな特徴が平面図だけではなかなか理解しにくいのです。

このような間取りの失敗を防ぐためには、まず施主自身が窓をちゃんと理解して、その窓の種類を指定することが大切だと思います。

また、ほとんどのハウスメーカーは平面図の補助的なものとして「立面図」や「建具図」を作ると思います。

新築のイメージ図です。

このイメージ図を有効に使うこともお勧めです。

複数の図面を見ながら新築一戸建てをイメージすることは、窓の配置にとても役立つと思います。

では、「引き違い窓」以外に、どういう窓があるかとうと…

■ガラスルーバー窓
細いスリット状のガラス板が並んでいるタイプです。
室内のレバーを回転すると、ガラス板が連動して持ち上がり、開きます。

■上げ下げ窓
輸入住宅などに多く使われる「上げ下げ窓」は、上下に窓が移動します。

■FIX窓
ガラスをはめ込んだだけので、開かない窓です。
最近住宅での採用が増えていて、日光を採り入れたり、景観のための窓に使います。
よくはめ殺し窓とも呼ばれます。

■両袖片引き窓
ほとんどがリビングの窓として使われます。
真ん中にFIX窓があり、両脇に引き戸が付いています。
同じ幅の引き違い窓よりも開放的に感じるので、リビングによく使われる窓です。

■縦型滑り出し窓
ドアのようにヒンジで開くタイプの窓です。

>大きな窓の配置や取り付け位置に失敗しない