開き戸と引き戸のメリットをしっかり把握しておこう!

部屋の中で使用される扉の種類には開き戸と引き戸の大きく分けて2種類があります。

開き戸は一般的に密閉性がよく、音のもれや空気のもれが少ないので、リビングなどの居室空間には開き戸が主として使用されることがおおいもの…

それに比べて引き戸はどうしても隙間ができてしまうので、密閉性にやや欠点がある場合が多いのです。

でも、その代わりといってはなんですが、引き戸は次のようなメリットがあります。
それは、常に開けっ放しにできたり、開けた場合に家具などと干渉する恐れがないことです。

引き戸はこのような利点があるので、水廻りなどの家事動線に絡む場所や、人や家具との干渉が起こりそうな場所など、開けっ放しにしておきたい場所などにはとても有効だと思います。

また、引き戸は、「開きかけ」の状態で止めやすい…
実はこれもメリットの一つなのです。

よく通る場所は常に全開でもいいし、10cmとか30cmとかほどほどに開けておくこともできます。
だから引き戸を室内ドアとして使用する場合、子どもが廊下を通る時などは子どもの気配を感じ取れたり、背中がドアの隙間から少しだけ見えるようにすることもできるのです。

このように家の中で使いやすい扉は、断然に引き戸だと思います。

引き戸にもデメリットは確かにあります。
例えば、引き戸の可動部分の壁にはスイッチやコンセントはもちろんタオルかけや棚などを付けられないことや、開き戸に比べれば気密性に劣る点くらいでしょうか。

一方で、玄関は開き戸のが最も適していると言えます。
気密性や防犯性の高い扉のことを考えると、やはり引き戸よりも開き戸の方が有利だからです。
また、開き戸と同じような気密性、防犯性を求めるなら、価格もそう安いものはあまりありません。

このように壁の中に引くスペースがない場所では、開き戸を極力使用した方が失敗することがないと思います。


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