窓の大きさを揃えと家がキレイに見えます

新築時に検討する窓で、リビングなどの居室に設ける窓は極力大きなものを入れ、なるべくその大きさをそろえると家がキレイに見えます。

もちろん、窓の大きさを揃えるという意味は、東面だけ、南面だけを揃えるという意味であり、仮に東と南で窓の大きさが違っていたとしても、距離が多少離れていればほとんど気にすることもありません。

つまり、南側なら南側面だけ、東側なら東側面だけ…
というように一つの面で揃えるようにしましょう。

隣家の窓が近くにあったり、人通りが多くて視線が気になる場合には、大きな窓よりも小さめの窓を数か所に分けて設けることで、気にならなくなります。

また、もう一つ窓の位置によって決まる重要なことがあります。

それは風抜けのこと…。

風は入口と出口があって初めてお部屋の中を風が吹き抜けます。
つまり風が抜ける…という現象が起こるわけです。

入口の真正面に出口があれば、風はとても抜けやすいのですが、入口の隣に出口を作っても、なかなか風は通ってはくれません。

つまり、お部屋に風を通しやすくするためには、窓を対で2か所に設けることが大切です。
だから、なるべく真正面に近い位置に窓を配置させることで、お部屋に風が入ってきやすくなります。

このような窓配置にすることで、風通しのいい快適な空間を作り出すことができます。

ひとつひとつの生活をイメージしながら考えてみていくと、今まで気付かなかったことに気付けるようになります。

このような窓の機能を見過ごしまって、住んでから初めて気付くようなことがないように、失敗を事前に防ぐことができるのです。


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